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刀剣の手入れについて解説!錆を防ぐメンテナンスの方法とは?

2019年03月29日(金)

maintenance刀鍛冶が心をこめて鍛え、長い時代を経て受け継がれてきた刀剣は宝です。しかし、お手入れやメンテナンスを怠るとすぐに錆びてしまったり、輝きを失ってしまったりする非常にデリケートなものです。日本刀の美術品としての価値を維持したいのであれば、日頃のお手入れやメンテナンスは必須。今回は刀剣を正しく扱うための基礎知識をご紹介します。

刀剣の基本の取り扱い方をおさえよう

まずは刀剣を取り扱う上で最低限押さえておきたいポイントを解説します。

刀剣の保管場所

刀剣の刀身は鉄でできています。当然、水に濡れると錆びてしまうので、水分は厳禁です。また、空気中の水分に長時間さらされるだけでも錆びる危険性があります。

そのため、刀剣はなるべく湿気が少ない場所に保管しましょう。どうしても押入れなど湿気が溜まりやすい場所で保管しなければいけない場合は、除湿剤といっしょに保管するのがおすすめです。

刀の抜き方と納め方

日本刀を抜くときは、必ず刃を上にして、左手で下から鞘を持ち上げるようにして握ります。右手で柄を握って鯉口をきって、左右に動かすことなくまっすぐに、ゆっくりと抜きます。

力を入れたり、急いで抜いたりすると刀剣が壊れるだけでなく、怪我をする危険性もありますので、注意してください。

刀を納めるときは左手に鞘、右手で柄をもち、刃を上にして先端を鯉口にゆっくりと乗せます。左右に刃が動かないよう、鞘の溝に従って収めていき、最後に鯉口の部分でしっかりと収めます。

刀剣の持ち運び方

日本刀を抜くときは、必ず刃を上にして、左手で下から鞘を持ち上げるようにして握ります。右手で柄を握って鯉口をきって、左右に動かすことなくまっすぐに、ゆっくりと抜きます。

力を入れたり、急いで抜いたりすると刀剣が壊れるだけでなく、怪我をする危険性もありますので、注意してください。

刀を納めるときは左手に鞘、右手で柄をもち、刃を上にして先端を鯉口にゆっくりと乗せます。左右に刃が動かないよう、鞘の溝に従って収めていき、最後に鯉口の部分でしっかりと収めます。

刀剣の手入れに必要な道具

冒頭でもお伝えしたように、お刀の価値を維持するためには日頃のお手入れが大切です。そのためにはさまざまな道具が必要となります。お手入れをするために揃えておきたい道具を見ていきましょう。以下の道具は刀剣店で購入することが可能です。

目釘抜き

目釘とは柄に刀身を固定するための、竹や銅でできた細長い部品です。お手入れをする際にはこの目釘を抜く必要がありますが、そのときに使うのが目釘抜きです。

拭紙

刃に油を塗る際、あるいは古い油を除去する際に使います。ティッシュペーパーや和紙、布で代用する方もいらっしゃいますが、万全を期して市販のものを用意しておいたほうが安心です。

打粉

時代劇でお侍さんがポンポンと白い粉を刀につけているシーンを見られたことがあるかもしれませんが、それが打粉です。古い油を除去する際に使います。

油は水を弾く性質がありますので、刀身に塗ることで錆を防ぐことができます。丁字油や刀油という専用の油がありますが、ミシン油などで代用されている方もいらっしゃいます。

その他の道具

他にも目釘を抜くときに使う木槌、錆を落とす効果があるベンジンやメタルクリーナーなどが挙げられます。必要に応じて調達しておくと良いでしょう。

刀剣のお手入れ方法

それでは、具体的に日本刀のお手入れ方法を、順を追って解説していきます。

1.目釘を抜く

まずは柄に刺さっている目釘を目釘抜きで抜きます。刀剣を横にして下に置き、目釘の上から目釘抜きを打ちます。目釘はなくさないように柄の目釘孔に刺したままにすると良いでしょう。

2.鞘から刀剣を抜く

刀剣を鞘から抜きます。先ほどもご説明したように、必ず刃を上にして、左手で下から鞘を持ち上げるようにして握り、右手で柄を握って鞘口をきって、左右に動かすことなくまっすぐに、ゆっくりと抜いてください。

3.柄を外す

左手で柄頭を握り、刀剣を斜めに立てて、右手の拳で軽く左手の手首を叩きます。少し刀身が緩んだらさらに2~3回手首を打っていくと刃身が柄から抜けます。このとき、あまりにも力を入れすぎると刃身が飛び出して事故につながる危険性があります。その後、鎺を外します。

4.古い油を拭い去る

刀身に塗られている古い油を除去しましょう。油は長期間放置すると酸化して錆や変色の原因となりますので、定期的に塗り替えてあげる必要があります。拭紙で刀身を包み込み、ゆっくりと拭い去ります。このときに怪我をする危険性が高いので十分注意してください。

5.打粉で残った油を除去する

拭紙で油を拭いても完全に油を除去することはできません。また、刀身にくすみが生じている場合もあります。ここで打粉の登場です。刀身の表面にポンポンとむらなく打粉を打っていきます。

6.新しい油を塗る

油を拭紙もしくは化粧用コットンや布に染み込ませて、刀身の表面に油を塗ります。丁寧に、むらなく塗っていきましょう。その後は、目釘で刀身と柄を固定し、鞘に収めます。

どれくらいの周期でお手入れが必要?

油は錆を防いでくれますが、前述のように酸化すると逆に錆や変色の原因となってしまいます。そのため、定期的に油を塗り替える必要があります。だいたい3ヶ月に1回くらいの頻度でお手入れすると良いでしょう。

メンテナンス時の注意点

以上、刀剣のお手入れの方法についてご紹介しましたが、メンテナンスの際には注意点もあります。間違えた方法でお手入れをすると、かえってお刀の状態が悪化することにもつながりませんので、ご注意ください。

鞘や拵えにも注意する

刀身の錆は前章の方法で防ぐことができますが、鞘や拵えにも注意が必要です。鞘や拵えに錆が付着していると、それが刀身に移って錆を発生させる場合もあります。もし鞘や拵えに錆が付着している場合は新調するか、鞘師に相談してお手入れをしてもらう必要があります。

過度な手入れを避ける

錆を防ぐためにお手入れを行うわけですが、あまりにも頻繁にお手入れをしすぎたり、油を過度に塗ったりしてしまうと、傷をつけてしまったり、油がホコリやゴミなどを吸着してしまったり、刀身を変色させてしまったりするなど、かえって状態を悪化させることにもつながりかねません。

適度な周期で、適度なお手入れをすることで、お刀が長持ちします。

刀剣の取扱いには十分に注意し、定期的に手入れをしましょう

刀剣は非常にデリケートなので、お手入れを怠けると錆が発生してしまいます。逆に愛情をもって正しくメンテナンスをしてあげれば、いつまでも長持ちして、美術品としての価値も上がります。ぜひ、お刀を日頃からお手入れして大切に取り扱いましょう。

全国刀剣買取センターでは、不要になったお刀を高価買取しております。ご遺品として日本刀を譲り受けた方や、刀剣のお手入れが困難でお手元に保管しておくことが難しくなってしまった方などいらっしゃいましたら、ご相談下さい。錆びてしまったお刀や、傷がついてしまっているお刀も買取可能。一振り一振りのお刀に敬意と愛情を持ってご対応いたします。



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